複数のウェブサイトとなる背景として、
- その時々で最適なシステムを導入して、ホームページを構築したため、一元管理ができていない。
- 採用したいシステムがのるサーバ環境を探したところ、サーバーに設置するにあたりシステム要件の制約があるため、別サーバと契約することになったことで、管理が別々となっている。
- 海外に向けた情報発信として、英語や中国語のサイト等、他言語のサイトは別サーバに設置している。
- 携帯電話用ホームページは別途構築している。
などがあげられます。
上記１～３について、ＣＭＳを導入することで、どのように解決できるかを見てみましょう。
１・２．複数のＷＥＢサイトをひとつのＣＭＳエンジンに集約
ホームページを開設する度に、新しいシステムでホームページを作成したり、新しいサーバーを契約しホームページを構築する。その繰り返しにより、同一サーバー内にもかかわらず、違うシステム上で稼動していることにより、一元的な管理ができない状況にあります。
この、複数のシステム・サーバーが乱立してしまった状態を整理したいということで、ＣＭＳを導入し、複数のサイトを統合したいという要望もあります。
弊社の提供するＣＭＳパッケージは、マルチドメインにも対応しています。複数のシステム上で運営しているウェブサイトを、ＣＭＳに統合することで、同一システム内にて、複数のドメインを運用することが可能となり、ドメインをまたいで情報管理をすることがブランド戦略にとって不可欠です。
同じサイトなのに、コンテンツの増設を重ね、“Ａ”というコンテンツは“Ｘ”というシステム（もしくはサーバ）、“Ｂ”というコンテンツは“Ｚ”というシステム（もしくはサーバ）というように、管理画面やＦＴＰをつなぐシステム（もしくはサーバ）が異なるため、管理が面倒になっており、サイト全体を俯瞰的に見れないなど効率がわるく、且つ人為的なミスを誘発するような構成になっている場合があります。
ＣＭＳを導入することで、複数サイトを一括管理し、ワンソースマルチユースを実現します。
３．多言語化にも対応
海外に多数展開しているグローバル企業だけでなく、中小企業においても、国際的なビジネスマッチングの機会が増えています。そのような中、自社の商品やサービスを世界に向けて発信したいと考えている企業も多数あります。既に立ち上げている企業では、各国のインターネット環境・インフラ等にあわせて、ダイアルアップにも耐えられる軽いホームページを作成し、多言語化に対応、配慮しているのも見受けられます。
「SiteManagerPlus」は、多言語化に対応しております。ＣＭＳを導入し、各国語でそれぞれ入力することで、同サイト内で他言語のウェブサイトを開設することができます。もちろんテンプレートをわけて、各国毎にデザインを分けることもできますし、共通のデザインテンプレートで構築することも可能です。
各言語毎に別々に構築していたサイトを一元管理をすることが可能になります。サイト内のコンテンツの一部をコピーして修正して流用することはもちろん、画像やテンプレートをそのまま流用したりすることもできますので、日本語用で作ったサイトからコピーして英語用のページを作成するなんてこともカンタンにできますので、ページの作成・管理がとても楽になります。
